支えがあったから、明るい自分を取り戻せた
2019.12.20
− 鵜野 望 北海道 41歳(告知から2年) −
2017年6月に告知を受けました。
1ヶ月前に10年交際した彼と色々な障害を乗り越えて、やっと結婚することができ、年齢を考え早く子作りに取り組まねばと夢や希望いっぱいの時の乳がん宣告 でした。
当時の私が思ったのは「あー、私死ぬのかも」という事と同じ重さで女としての自分が失われるかもしれないという恐怖でした。
毎日、家事をしながらボロボロ涙が止まらず、仕事でもボンヤリしてミスをしたり気持ちも毎日不安定でした。
主人にも申し訳ない気持ちでいっぱいになり「離婚してもいいよ」や「もーどうでもいい」などマイナスなことばかり言って泣いてました。
そんな私に主人は一緒になりボロボロ泣き、「俺には望ちゃんがいないとだめだし、望ちゃんには俺がいないとダメで2人は一心同体なんだから2人で乗り越えよう」と言ってくれ、ずっと私の支えになってくれました。
一度目の温存手術は病理結果が悪く2度目で全摘になりましたが、再建し胸の膨らみを取り戻しています。
落ち込みまくった後は前向きになり、今はPink Ringのボランティアにも参加させていただき、子どもの夢もホルモン治療を先生と相談後1年で中断し、チャレンジしようと準備中です。
この記事は、体験者からの貴重な「My Story」です。
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