フラをハワイで 踊る日を夢見て
2019.12.16
− たかみぃ 埼玉県 35歳(告知から3年) −
32歳の時、乳がんだとわかりました。
思い返すと、自分でシコリに気づいてから告知を受けるまでに3年くらいは経っていました。
その間、何度か検査を受けに行きましたが、良性のシコリだろうと言わ れ、時間が経ってしまいました。
抗がん剤後に右乳房を全摘し、仕事に復帰し始めた頃、ピンクリングフラチームの存在を知りました。
病院では私と同世代の乳がん患者さんと会う事がなかったため、同世代の方とお話したいと思い、勇気を出してホームページにコメントしました。
すると、フラチームの皆さんは優しく歓迎してくれて、人見知りの私でもすぐに打ち解けることができました。
フラの練習は月に1度くらいの頻度ですが、先生が私達の状況に合わせて教えてくださるので、とても和やかな雰囲気の中で無理なく楽しいレッスンです。また、練習後にランチに行くのも楽しみの1つです。
同様の経験をした同士として共感できたり、治療のあるあるネタで笑ったりできる場がある事は私の大きな支えになっています。
社会人になってからは、誰かとこんなに定期的に会う機会はなかったので、病気になってからの方が充実した生活をおくれているような気がしています。いつか、ピンクリングフラチームとしてハワイで踊る日がくることを夢見て、活動を続けていきたいと思います。
この記事は、体験者からの貴重な「My Story」です。
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